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独り言 のち 時々猫

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群ようこ「猫の住所録」

猫の住所録

「しっぽちゃん」に続く、群ようこさんの動物シリーズです。
やっぱり、好きだなぁ、群さんの感性。

動物に対する深~い愛が根底にあって、
でも、とってもドライに表現されています。

可愛いだけじゃない。
可哀相だけじゃない。
懐に飛び込んだり、距離を置いたり。
人間も、動物も、昆虫も、
みんな同じ目線で観察している。

もっと他の本も読んでみたくなります。

☆二つ半


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重松清「ブランケット・キャッツ」

ブランケット・キャッツ

慣れ親しんだ毛布一枚だけで、
二泊三日で貸し出される猫たち。
それは、猫にとっては大変なことだろうなぁ。
殺生なことです。

猫目線で考えると、本当にあり得ない設定です。

でも、何かの理由で、猫をレンタルする人々。
その人々に、形のない暖かい思いを運ぶ猫たち。
7つのお話は、いずれも、心の奥がほんわりとします。

子供の出来ない夫婦と過ごす猫。
最後の旅の友達として車に乗る猫。
いじめの問題を抱える息子に寄り添う猫。
ボケたおばあさんに抱かれる猫。
性格の悪い大家の役に立つ猫。
幼い兄妹を守る猫。
リストラされた父の、家族の思い出として写真に収まる猫。

どのブランケット・キャッツも健気でお利巧です。

ちなみに、うちのはっちゃんも、
ある意味、健気でお利巧です。
(ある意味って、どーゆーこと? by はっちゃん)

☆二つ半です。


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恩田陸「木漏れ日に泳ぐ魚」

こもれ日に泳ぐ魚

何だかとっても濃密な空気が漂っていで、息苦しくなりました。
お話しは、ミステリーな部分もあり、とても良く出来ていると思います。

え?
この二人の関係は・・・そうだったんだ。

え?
ガイドの人は・・・そうだったんだ。

え?
この二人の関係は・・・最初と違うんじゃん。

少しずつ裏切られながら、物語に引き込まれていくのですが、
どこへも逃げて行けない閉塞感が、
徐々に緊張感に変わって、
酸欠状態になりそうでした。

ぜー ぜー
ぐるじぃ・・・

☆二つ


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萩原浩「神様からのひと言」

神様からひと言

人生いろいろ~♪
男もいろいろ~♪
クレイムだ~っていろいろ咲き乱れるの~♪

読んでいる間中、頭の中に、何故かこのフレーズが・・・

お客様窓口で、理不尽なクレームに翻弄される社員の物語です。
こりゃ、大変な仕事ですね。
世の中、まともな人ばかりじゃないしね。

それでも、お客様は神様です。
お客様からのクレームは、神様からの一言です。
ということなんでしょうか。

少し前、配送業者に切れた私も、
モンスタークレーマーなのかしら・・・
心のこもらない、
「今後は気を付けます。申し訳ございませんでした。」
チャンチャン(と、思っていたに違いない)
という対応に、心底腹が立ちました。

クレームをまるく納めるテクニックも必要だけど、
やはり、本質は会社の体質なんじゃないかと思います。
是非、そこから正していただきたい!(きっぱり)

お話の最後に溜飲を下げることが出来ましたが、
サラリーマンの悲哀が重たく・・・

☆二つ


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垣谷美雨「老後の資金がありません」

老後の資金がありません

そうなの、そうなの、そうなのよ。
老後の資金がありませんのよ。
何となく目を背けて来たけれど、やはり老後は不安です。

この本を読めば、目からウロコの教えがあったりして・・・
という淡い期待はものの見事に裏切られました。

そうです、小説以外の何物でもございません。
自己啓発でも、How toでも、ドキュメンタリーでも、ございません。
面白おかしく、楽しむことはできたのですが、
私の老後の心配は、少しも改善されませんでした。

あー、誰か、私の老後の問題を引き受けてくれませんか?

☆二つ


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