独り言 のち 時々猫

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藤崎翔「神様の裏の顔」

神様の裏の顔



そうか!
そこに繋がるか!

なに?
そういう事か!

ちょっとムリヤリ感もありますが、結構楽しめました。

まるで神様のような坪井先生のお葬式が舞台です。
教え子、同僚、近所のおばちゃん、店子、の坪井先生への思いが入り乱れ、
最後には、一つの方向を指し示すようになるのですが・・・

選考委員会満場一致の横溝正史ミステリ大賞の「大賞」受賞作だそうです。
裏切られ方が嫌いじゃないです。

☆は二つ半 南無~


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中場利一「離婚男子」

離婚男子



大阪弁全開!
めっちゃ読みやすいで!(←自分が関西人やし?)
その上、子供の健気さにウルウルやん!

天井の電球まで持って、妻が家出やと。
もぬけの殻になった借金返済中のマンションで、
二歳の子供と、慣れない生活を始めるトラック運転手。

はて、なんでまた、妻は失踪したんや?
夫は、子連れでトラック行脚するんか?

大阪のあつい家族のドタバタ劇と掛け合いも楽しいで。
深く考えずに、さっくり読める一冊やったわ~

☆二つ半


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「吾輩も猫である」

吾輩も猫である

夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版ですよ!
猫好きな8人の作家さんが、それぞれの視点で、
猫として語っています。

赤川次郎
 「どうやら、私は「猫」と呼ばれるものであるらしい」

新井素子
 「妾(わたし)は、猫で御座います」

石田衣良
 「わたしたちネコ族と違って・・・・・」

萩原浩
 「吾輩はねこである」

恩田陸
 「ワタクシは猫であります」

原田マハ
 「俺は猫だ」

村山由佳
 「あたしは、猫として生まれた」

山内マリコ
 「あたしは猫」

こんな一行目を読んでしまったら、もう、後へは引けません。
ワクワク・ドキドキしてページをめくります。

ですが、基本的に、
「全く、人間たら不自由な生き物ね。
私達、猫とは、次元が違うわぁ。」
という目線の作品ばかりなので、8人も読むと、飽きてしまいます。

何という不遜なことを言う、わたしでしょうか。
飽きてしまう。なんて・・・
でも、正直、次々に読むと、どれがどれかわからない・・・

そこんとこ、残念ですが、
☆二つ


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筒井康隆「旅のラゴス」

旅のラゴス

有名な作家さんで、しかも、テレビにも良く出ていらっしゃるからでしょうか。
何だか、色々と読んだつもりになっていましたが、
よく考えてみたら、何も読んでいない。
思い込みって、恐ろしいわぁ。

この「旅のラゴス」は、そんなに分厚い本ではないのですが、
読後には、長い旅が終わって、
ちょっとグッタリしてしまいました。

なぜ、こんなに疲れるのだろう?

ストーリーは、異文化、異習慣だらけで、
馴染みのない世界観が広がっています。
その上、時間そのものが早く感じられたり、遅く感じられたりします。

観たことも聞いたこともない世界で起こる、
様々なエピソードですが、
その全てのピースが集まって、
人生そのものを旅しているような気持ちになります。

疲れの原因はそこらあたりにあるのかも。。。

悲しきかな、やはり、SFチックなお話には、
どうしても、脳みそが馴染みませんわ。

ということで、申し訳ないのですが、私的には☆二つ



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深水黎一郎「美人薄命」

美人薄命

いやいやいや、美人薄命て。
カエ婆ちゃん、美人でもないし、若死にでもないし。
ん?
なんで、このタイトル?

まぁ、それはおいといて。

今どき男子とユーモア満載の婆ちゃんの掛け合いが面白い。
老人で溢れるであろう日本の明日は明るいかもよ。
って、思えました。
私も、今どき男子にお茶飲み友達になって貰えるような、
婆ちゃんを目指します!

ストーリーの意外性もあって
☆二つ半です。


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