独り言 のち 時々猫

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原田マハ「星がひとつ欲しいとの祈り」

星がひとつほしいとの祈り




うまいな~
読んでいる途中で、読み終えるのが勿体ないと思えるほど、
面白かったです。

女の人にしか書けないと思います。
設定、視点、心の動き、言葉、全てが納得です。
7つの短編ですが、こんな短い物語の中に、
ぎゅーっと、濃い世界が詰まっています。
それが、少しも重たくなくて、心に染み入って来ます。

知らないうちに、涙が頬を伝っていました。
手元に置いておきたい本です。

久しぶりに出会った!
☆三つです!




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林真理子「マリコ、カンレキ!」

マリコ、カンレキ!


わたしも、あとウン年で還暦ですからねぇ。
林真理子さんが、どんな還暦を迎えられたかと思い、
ちょっと手に取ってみましたよ。

元々、歯に衣着せぬもの言いが持ち味の真理子さま。
このエッセイ集でも、歯切れの良さは健在でした。

この年になっても(あ、失礼)、好奇心旺盛で、
これだけ好き放題書けるのは、流石、林真理子さん。
この自信、どこから湧いて出てくるのかしらん。
まじ、カンレキ(感激)しちゃうわ~

☆二つ


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柴崎竜人「三軒茶屋星座館1」

三軒茶屋星座館1

星座にまつわる話は、ギリシャ神話をモチーフにしています。
神様だって、欲におぼれ、妬み嫉みにまみれ、
人のものを取ったり、わがままを言ったりする。
そんな、ありえへん世界観が好きです。

神様達のあれこれを、現代の言葉に置き換えて、
ドラマ仕立てで解説するところが最高でした!

「うち、アフロディーテ言うねん。
めっちゃ、綺麗やろ。
綺麗すぎて、困ってんねん。
色んなお人が言い寄ってきて、もう、面倒くさいわ。
ほんで、好き好き、言うくせにな、
他の女にも色目使うて、どういうことなん。
っちゅう話ですわ」 みたいな。
(いや、まさか、大阪弁ではございませんが)

物語は、星座の話とリンクして進みます。
それも面白いし、
目頭がじーんと熱くなるシーンもあって、 楽しめました。
ただ、もう少し、人物を掘り下げて欲しいような。。。
それは2作目からなのかも?

こんな、プラネタリウム見ながらお酒が飲める店、
我が家の近くにも作ってほしいわぁ♪

☆二つ半


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遠田潤子「雪の鉄樹」

雪の鉄樹

いや~
重たいです。

何故、主人公が贖罪の日々を送っているのかが、
中盤で明らかになってきます。
私には、その出来事が、
こんな面倒くさい生き方をする理由には思えませんでした。

主人公は善人です。


ただ、食後の食器を灰皿代わりに使っても、
それを不快に思えない感性は、
彼の、育てられ方に問題があるからです。 
いままで食事をしていたお皿に、
灰と吸い殻が入っていることに違和感がないのは、
善人であればあるほど、とても切ないです。

雪に冷えた鉄柵を、素手でずっと握っているような、
焼けつくような痛さ。
そして、ひりひりとする孤独を感じることで、
自分を罰しているような。

いや~
重たいです。

☆二つ


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山本甲士「ひかりの魔女」

ひかりの魔女

不思議なパワーで、色々な問題をハッピーに解決してしまうおばあちゃん。
本当は、少し時間と手を掛けると、
人生のこんがらがった糸も、
ちゃんとほぐれることを教えてくれます。

体が忙しくても、心まで急ぐことはない。
そう、わかっていても、
「はい、次。はい、次。」
と、慌ただしい毎日に、優しい気持ちがついて来ません。

おばあちゃんになるなら、こんなおばあちゃんになりたいわ。
そんなひかりおばあちゃんのお話でございます。


いやいや、やっぱり健康が第一やね。
足腰が弱いと、こんなこと、出来へんわ。
☆二つ


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