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独り言 のち 時々猫

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大宮エリー「なんとか生きてますッ」

なんとか生きてますッ

大宮エリーさんって、船〇英〇郎の浮気相手として、
元奥さんが騒いでいた人ですよね?
何をしている人が知りませんでしたが、
偶然出会ったこの本で、断然ファンになりました。

お酒を飲んで記憶をなくすネタと、おかんネタ、
どちらもお腹を抱えて笑えます。
いたいた、ここにもいた。そんな感じです。

その他、実体験と思われる数々のエピソード。

出張の時、お財布を忘れてタクシーに乗り、
何とか運転手を説き伏せて東京駅まで行って新幹線には乗ったものの、
向こうに着いてから一文無しでどうすんの?

ブスと呼ばれるのと、ブサイクと表現されるのと、
実際のところ、どちらがどうなのよ?

断食中に、アルコールを舐めても良いの?
ご飯食べてないのに、アルコールは舐めても良いの?

紐を引っ張るとシューって科学反応で暖まるお弁当。
今引く?
その紐、今引く?

ポップでハチャメチャで憎めない。
こんな人、見近にいたら楽しいだろうなぁ。

☆二つ


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森下典子「猫といっしょにいるだけで」

猫といっしょにいるだけで

野良猫ちゃんが、自宅の敷地内で、
5匹の赤ちゃんを産んでしまう所から、
このお話は始まります。
自称犬派の著者が、どっぷり猫漬けになる様が、
楽しく嬉しく描かれています。

随所に涙と笑いが散りばめられ、
通勤電車の中で涙をこぼしたり、
フフフと声を出さずに笑ったり、
結構忙しかったです。

猫の魅力に取り憑かれている人も、
猫を飼ったことがない人も、
犬の方が好きな人も、
みんなみんなに読んで欲しい一冊です。

あとがきに書かれていましたが、
この本は、まさしく「読む猫」です。
本に毛が生えてヒゲが生えて、
ニャーと鳴いたら猫そのものです。

そして、本に描かれるニャンコの名前は、
ミミちゃんと太郎くん。
今は虹の橋に住んでいる、
我が家のミミとあ太郎にガッツリかぶっていて、
尚更、愛おしくて仕方ないのです。

猫本は、数え切れないくらい読みましたが、
間違いなく、最高の一冊です。

☆3つ 文句なし!


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小川糸「ツバキ文具店」

つばき文具店

代書屋って、知ってましたか?
覚えているのは、運転免許試験場の付近にずらずら軒を並べて、
手書きの書類を機械で清書してくれる所だった様な。
このお話では、本人に代わってお手紙を書いてくれる人のことです。

主人公のポッポちゃんは、
ツバキ文具店を営みながら、代書を生業としています。
代書を依頼されるのは、
お悔やみだったり、絶縁状だったり、離婚報告だったり。
毎回、ポッポちゃんがどんな手紙を代書するのか、
とても楽しみで、それを読んでは、
うお〜 なるほど〜と感心してしまいました。

紙もペンも切手も、心を込めて選び出し、
本人になり代わって文面を考え抜き、
書体も変えてしたためる手紙。
パソコンやスマホで、ポチポチっとするだけの、
メールやラインとは全く別のものですね。
ちょっと真似してみたくなります。

登場人物のバーバラ婦人、パンティちゃん、男爵、QPちゃん。
お話の舞台になる鎌倉。
どれもが愛おしく、微笑ましく、
心が穏やかになってホッと胸が軽やかになりました。

小川糸さんの作品を読むたびに思うのです。
私も丁寧な生き方をしてみたいわ〜
と、羨望の、

☆二つ半です




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内館牧子「すぐ死ぬんだから」

すぐ死ぬんだから

「終わった人」が定年後のおじさんの話なら、
こちらは、亭主に先立たれたおばさんの話です。

身なりに気遣い、年に抗いながら、
前向きに生きてきたハナ。
ある日、コロリと亭主が逝ってしまい、
その後、思いもよらない不徳が明らかになります。

今まで頑張って来たのは、何だったの?
そりゃあないよね、ハナさん。

年相応が良いのか、若作りが良いのか、
意見の分かれるところでしょうが、
諦めずに持続する姿勢は、賞賛に値するのでは?

ハナを見ていると、既に鬼籍の母を思い出します。
スタイル維持を心がけ、
身に付けるものは、下着も洋服も装飾品も、
妥協を許さなかった、ザ・女です。

見習いたような、面倒臭いような(笑)
でも、定年を迎えてから慌てふためくおじさんより、
はるかに上をいってるぞ!

☆2つ半


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佐々木丸美「雪の断章」

雪の断章

1975年に発表された作品だそうですが、
私には馴染みのある時代背景でした。
文章も一つ一つが短く、スルスルっと理解できます。

不幸な子供が、意地悪な環境から逃げ出し、
心の葛藤を抱えながらも、大人になり、
そして幸せをつかむ。
いかにも、皆が好きそうなストーリーです。

北海道が舞台なので、雪、白、冬、夜空が、
効果的に話を盛り上げてくれ、
冷たく孤高で凛とした空気で満たされています。
でもこれ、一応ミステリーなんですよね。
忘れていましたけど(笑)
犯人捜しが二の次になる展開でした。

今までにない文体は新鮮でしたが、
私にはちょっと息苦しかったみたいです。

☆1.8個かな


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