父
父が、ひどく衰弱して来たというメールが
兄から届いた。
このままだと、今年の夏を越すのは、
難しいのではないかと。
二週間前、お盆に帰省した時は、
体調こそ崩したが、ぼちぼち歩けていたのに。
心配になって、娘と日帰りで、実家に帰って来た。
家に着いて、父の様子を見て、
たったの二週間で、これほど衰弱するのかと驚くほど、
容態は悪かった。
息も苦しそうだし、言葉もはっきりしない。
朦朧としていて、夢と現実を行ったり来たりしているようだ。
覚悟はしていたけど、やはり、切ない。
骨と皮だけの、弱々しい父を見ると、
親孝行は何もしてあげられなかったなぁ、と、
つくずく思う。
母が反対した結婚に、父は最初から私の味方になってくれた。
子供が生まれてからは、実家に帰る度、
娘を可愛がってくれた。
離婚したいと言った時には、
「子供が可哀想や」
と言って、電話口で泣いてくれた。
昔から、
「お父さんのような人と結婚したい」
と言って憚らなかったけど、
今でもそう思っているんだよ。
父は、わかっているだろうか・・・
兄から届いた。
このままだと、今年の夏を越すのは、
難しいのではないかと。
二週間前、お盆に帰省した時は、
体調こそ崩したが、ぼちぼち歩けていたのに。
心配になって、娘と日帰りで、実家に帰って来た。
家に着いて、父の様子を見て、
たったの二週間で、これほど衰弱するのかと驚くほど、
容態は悪かった。
息も苦しそうだし、言葉もはっきりしない。
朦朧としていて、夢と現実を行ったり来たりしているようだ。
覚悟はしていたけど、やはり、切ない。
骨と皮だけの、弱々しい父を見ると、
親孝行は何もしてあげられなかったなぁ、と、
つくずく思う。
母が反対した結婚に、父は最初から私の味方になってくれた。
子供が生まれてからは、実家に帰る度、
娘を可愛がってくれた。
離婚したいと言った時には、
「子供が可哀想や」
と言って、電話口で泣いてくれた。
昔から、
「お父さんのような人と結婚したい」
と言って憚らなかったけど、
今でもそう思っているんだよ。
父は、わかっているだろうか・・・
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