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2011.04.18 Mon

へたれ

あの日、だぁれもおらへん時に、
ぐらぐらぁ～、と家が揺れたんや。
そらもぉ、怖かったでぇ。

それから、「へたれ」て呼ばれてんねんけど、
ちょっと揺れただけでも怖いねん。
家が、ミシッゆうたら、へっぴり腰になってまうねん。

おかん、よう寝てられるなぁ。
（はい、なんぼでも寝られます）
家、揺れたら、怖いやんか。
（前の道路で車のドアが閉まっただけでも、揺れてるやん）
慣れって怖いわ～とか言うて、ほんまは心臓に毛、
生えてるんちゃうか？
（かもね～）

ぼくちゃん、怖いねん。。。


　　　「なんで、ずっと寝てられるん？」

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2011.04.14 Thu

さみしんぼ倶楽部会員番号1番

猫は、大体、皆、自己中である。
かまってかまって君も、例外なく自己中である。

外出から帰って来ると、律義に玄関にお迎えに来るのは女王様。
かまってかまって君は、時々しか来ない。

「ただいま～、お利口にしてたぁ？」
と女王様とコミュニケーションしてても、
かまってかまって君は、知らんぷりである。

だから、そのまま夕食の支度を始める。

しばらくすると、台所で、
「あご～」「あう～」「みょ～」
と、かまってかまって君が鳴き始める。


　　　「そんな風に聞こえるんか？」

これは、たぶん、推察するに、
「こらぁ、はよ抱っこせんかいな。
寂しかったやないかい。」
と、言っているらしい。

あんぽんたん。
おかんは、今、忙しいっちゅうねん。
と、放っておくと、ずっと鳴き続ける。

「な～お」（うっそぉ）
「うご～」（抱っこせぇへん気？）
「あう～」（殺生なぁ）

と、でも言っているのか、ウルサイ！
しょうがなく、手を拭いて抱っこしてやる。

「ほんとーに、あ太郎は、さみしんぼ倶楽部会員番号1番やなぁ」
と、しばらく抱っこされている。
でも、飽きたら、かじって、どこかへ遁走する。

まぁ、それが猫なんだけれども。。。

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2011.04.10 Sun

あくび

ついこの間、東京でも大きな余震があったのよ。
昨日の夜も、ど～ん、ぐらぐらってしたのよ。
暗くなってから、地面が揺れると、不安になるわ。

そのせいかしら、良く眠れなくて、今朝はちょっと眠たいの。
（嘘です、ガーガー寝てました）



おだまり！
こんな、写真撮ってる暇があるんだったら、
早く選挙に行ってらっしゃいな。
今日は、都知事選でしょ？
（朝一で、行って来たもんね～）

早く、日本中の人たち、生き物たちが、
安心して住めるようになると良いわね。
（ほんと、ほんと）

by 女王様　（　）内：おかん

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2011.04.08 Fri

東野圭吾「変身」

むらかみのお母さんから、東野圭吾づくしで本を借りている。
今回は「変身」



脳に損傷を受けたジュンが、脳片移植手術を受ける。
その移植された脳片の影響を受け、
人格がどんどん変わっていく。。。というお話。

前半部分で、ジュンの頭の中に移植された脳が誰のものか、
大体は予想出来る。
その予想が、段々と裏付けられるプロセスと、
ジュンが変身していゆくプロセスが、
かなり面白い。

どこかで読んだような。見たような。
デジャブ体験みたいな。
と思いながら、一気読みしてしまった。

心のある場所、自分を形成する根幹となるもの、命の定義など、
後でジワ～ッと考えさせられる。

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2011.04.06 Wed

ど根性さくら

家の近くには、桜の古木の並木がある。
今、青い空をバックに、美しい満開の季節となった。
口をあんぐりと開けて、毎朝、見上げて通る。

古いだけあって、幹は太く、キノコやら苔やらも生えている。
「立派なものだな。いつからここを通る人達を見続けているのだろう。」
ふと、不思議な光景が目に入った。



なんと、幹から直接花が咲いているではないか！
いつぞや、アスファルトを割って芽を出した、ど根性大根のようではないか！

古木とは言え、いつもと違う生命力を感じることができた。
今日から、あなたは、ど根性さくらです。