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独り言 のち 時々猫

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内田康夫「遺骨」

「淡路島が出てくるお話よ」
村上のお母さんに教えてもらって、
内田康夫の「遺骨」を読んだ。

遺骨

淡路島は父の故郷。
明石大橋がかかる前から、何度も足を運んだ地である。
冒頭、浅見光彦も、フェリーで淡路島に渡っている。

ミステリーは、早良親王の祟りを鎮めるために、
桓武天皇が勅願寺とした常隆寺から始まる。
(そんなお寺があったなんて、知らなかった。。。)

骨壷をめぐって起こる殺人。
そして、日本陸軍が犯した過ちや、臓器移植問題が、
複雑に絡まりあって展開する。

もうひとつ、ポイントとなるのが、金子みすゞ。
この一カ月、テレビで何度も何度も流された、
あの、「こだまでしょうか? いいえ誰でも」の女流詩人。
彼女の故郷は、 山口県長門市で、そこも舞台となる。

二時間ドラマの浅見光彦役(榎木孝明さんとか中村俊介さん)が
頭の中をチラチラして、どうも想像が膨らまない。
他の登場人物の配役にも、悩んでしまう。

淡路島に惹かれて読んでみたら、金子みすゞが出て来て、びっくり。
これが、今回の最大の感想!?かも。


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