fc2ブログ

独り言 のち 時々猫

2011年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

東野圭吾「犯人のいない殺人の夜」

短編7つからなる、軽いミステリー で、ちょっと悲しいお話。
人間の善意と悪意や、狂気と理性が、さら~っと触れられていて、
重たくないのが良い。

でも、謎解きまでに時間がかからない分、設定に無理を感じる場面も。。。

生まれたばかりの大事な大事な赤ちゃん。
夜、別の部屋に寝かせて、自分は熟睡できるかな?

夜の女子校の体育館。
電気が点いていて、音楽が鳴っていたら、警備員が気づくでしょ?

大阪が嫌いで東京で暮らす大阪人。
それでも、大阪に帰ったら、
絶対イントネーションは大阪弁に戻ると思うけど・・・

などなど。。。
私って、ヒネクレ者かもね。
何冊も東野圭吾を読んでいると、どうも、そういうところにも
「すごい! 完璧!」
を求めてしまう。

そろそろ、違う作家を読まんとアカンかも。

犯人のいない殺人の夜


web拍手 by FC2

| 本箱 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP | HOME

| PAGE-SELECT |