奥田英朗「邪魔」
オビを読んで、面白そう!と、即、購入。
で、読み始めて、すぐに気がつきました。
やっちまったね。
これ、読んだことございましたわ。
最近、こういうことが多い。
多すぎて、自分が腹立たしい。
何故、読んだ本のタイトルすら覚えられないのか、わたし。
ところが、一度読んでいるはずなのに、面白い。
クライマックスなんて、全然、記憶になくて、
最後まで読んで、へ~!とか言っているぞ、わたし。
私の記憶力は、どこへ行ってしまったのだろうか。。。
つまり、初めて読むのと、殆ど変わらないということか。。。
何か、得したような、損したような、どう言えばいいのでしょうか、この気持ち。

どこにでもいるような、小市民。
それが、ドンドンどツボにはまってゆく。
他人事なんだけど、自分にも起こり得るかも知れない。
いや、私はこんな風にはならない。
その、すれすれ感が、ページを次々とめくらせる。
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