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独り言 のち 時々猫

2011年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年09月

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やる気

おかん、今日で8月も終わりやなぁ。
今年の夏は、エアコン節約して暑かったり、急に涼しくなったりで、
結構きつかったなぁ。

やる気

やる気のない顔やて?
そらそうや、かじったら怒られるし、鳴いたら怒られるし、
ダラダラしてるしか、ないやん。
あ~ 暇やなぁ。


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チヨ子

入院中、熱が下がり始めてからは、本が読める読める。
お友達に持ってきていただいた本が、あっと言う間になくなってしまう。
テレビを見るより、ラジオを聞くより、やっぱり本が面白かった。

これは入院中、最後に読んだ本。

チヨ子
  「チヨ子」

「珠玉のホラー&ファンタジー短編集」というキャッチフレーズだったけど、
ホラーというには、優しく
ファンタジーというには、切なかった。

短編は全部で5編。
小さいころ犯してしまった罪を、成人してから思い出す「雪娘」
幽霊となって現れる、おもちゃやのおじいさんの横顔が悲しい「オモチャ」
被り物をかぶって見える世界の人間が、これまた、被り物をかぶっているという不思議ワールド「チヨ子」
殺された女子高生の幽霊の噂が巻き起こす騒動「いしまくら」
えっ、そうなの?で、どうなってるの?と理解に苦しんだ「聖痕」

いずれも、面白いのだが、短編だからこその裏切りがなく、
ちょっと物足りないような。。。
宮部みゆきには、もっと「ガッツ~ン」を期待してしまうのかも知れない。


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箱入り

女王様は、当然のように、我が家の箱入り娘です。
このところ、少し涼しくなって、箱入りを地でいっています。
秘密結社嬢のクローゼットの隅に、毛布を敷いたバスケットを作ってもらい、
日中はもっぱら箱入り状態です。

隅っこ
   「狭くて暗くて静かで、最高よ」

それは良いとして、かまってかまって君はどこへ行ったのだろう?
秘密結社嬢のベットにも、おかんのベットにもおらんぞ?

探しまくったら、こちらも秘密結社嬢のクローゼットの中、
女王様からほど近い箱の中に埋もれてた

ホームレス
   「よう、見つけたな」

何故、そのようにややこしいところが好きなの?
こちらは、ホームレスが段ボールの家で暖を取っています、状態だ。
女王様に対抗してみたのだろうか

箱入り娘とホームレス息子か。。。
当たっているだけに、納得してもた。


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真夜中のパン屋さん

この本は、どういうジャンルに分類されるのだろう。
少女小説?
推理小説?
料理小説?

お話は、夜だけ開店するというパン屋さんと、そこに繋がる人々によって進んでゆく。
母親に見捨てられた小学生や、
不思議なオカマちゃんや、
覗き癖のあるオタク脚本家や、
ありえない登場人物が、次々と現れる。

どの登場人物も、少し変わっているのだけど、正しい心の持ち主で、
安心して読んでいられる。
大ドンデン返しや、えぐ~いクライマックスなんかは、絶対ない!
と、全編を通して確信しながら読める。

ほのぼの~とした作品でした。

真夜中のパン屋さん

入院中に読んだため、パンの焼ける匂いや、
さっくりもちもちの食感などが、自分の中で渦巻き、
「美味しいパン、食べた~い」症候群に陥ったのでした。。。


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西の魔女が死んだ

生活にも、仕事にも、人間関係にも、閉塞感が溢れている。
そんな時、この本を読むと、何故か心がホッと緩む。

決してカントリーライフが好きなわけでもないし、
精神論を語るのが好きなわけでもない。

でも、まいのおばあちゃん=西の魔女の言葉は、
美しく、シンプルで、心に届く。
心に届いて、そこが、じわじわと温かくなる。
不思議な力を持っているようだ。

まいがおばあちゃんに質問する時、おばあちゃんがどういう風に答えるか、
私までドキドキしながら待ってしまう。
そして、その回答を読んで「あ~、こんなおばあちゃんに、私もなりたい」と思ってしまう。

樹、草、花、空、空気。
自然の中で、飾らず、淡々と生きてゆくおばあちゃん。
素敵です。

そして、小さく純真で傷つきやすい「まい」。
彼女の、人間性にもホッとします。

心が疲れた時、逃げ場がなくなった時、
何度も読み返したい本です。

西の魔女が死んだ


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