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独り言 のち 時々猫

2011年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年09月

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西の魔女が死んだ

生活にも、仕事にも、人間関係にも、閉塞感が溢れている。
そんな時、この本を読むと、何故か心がホッと緩む。

決してカントリーライフが好きなわけでもないし、
精神論を語るのが好きなわけでもない。

でも、まいのおばあちゃん=西の魔女の言葉は、
美しく、シンプルで、心に届く。
心に届いて、そこが、じわじわと温かくなる。
不思議な力を持っているようだ。

まいがおばあちゃんに質問する時、おばあちゃんがどういう風に答えるか、
私までドキドキしながら待ってしまう。
そして、その回答を読んで「あ~、こんなおばあちゃんに、私もなりたい」と思ってしまう。

樹、草、花、空、空気。
自然の中で、飾らず、淡々と生きてゆくおばあちゃん。
素敵です。

そして、小さく純真で傷つきやすい「まい」。
彼女の、人間性にもホッとします。

心が疲れた時、逃げ場がなくなった時、
何度も読み返したい本です。

西の魔女が死んだ


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