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独り言 のち 時々猫

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真夜中のパン屋さん

この本は、どういうジャンルに分類されるのだろう。
少女小説?
推理小説?
料理小説?

お話は、夜だけ開店するというパン屋さんと、そこに繋がる人々によって進んでゆく。
母親に見捨てられた小学生や、
不思議なオカマちゃんや、
覗き癖のあるオタク脚本家や、
ありえない登場人物が、次々と現れる。

どの登場人物も、少し変わっているのだけど、正しい心の持ち主で、
安心して読んでいられる。
大ドンデン返しや、えぐ~いクライマックスなんかは、絶対ない!
と、全編を通して確信しながら読める。

ほのぼの~とした作品でした。

真夜中のパン屋さん

入院中に読んだため、パンの焼ける匂いや、
さっくりもちもちの食感などが、自分の中で渦巻き、
「美味しいパン、食べた~い」症候群に陥ったのでした。。。


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