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独り言 のち 時々猫

2012年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年05月

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沈丁花

夜、我が家に近づくと、ほのかに沈丁花の香りが漂っている。

くん、くん、くん、くん、くん、くん、、、

どこから、香ってくるのだろう。
鼻の穴を目いっぱい開いて、香りのもとを探す。

くん、くん、くん、くん、くん、くん、、、

だんだん、近づいているような。
でも、正体はどこにある???

洗濯物を取り入れる時、一段と香りが強く感じられる。
さては、、、と万年塀の向こう側を覗いてみた。

あった、あった、満開の沈丁花。
薄光の中で、ひっそりと咲いている。

幸いお風呂の窓も同じ方向についている。
早速、お湯をためて、天然の沈丁花の香りに包まれて入浴した。

あ~ 幸せ。
時々流れ込んで来る沈丁花の香りが、年度末の忙しさの中に
小さな幸せを運んできてくれた。

翌朝、万年塀の隙間から、お礼の気持ちを込めて撮影した。

沈丁花

しばらく、楽しませてくださいね。
そう思ったその日に嵐のようなお天気になり、香りはす~っと遠ざかってしまった。


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