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2012.06.30 Sat

疑惑

木曜日、カーテンを閉めようとしたら網戸が開いていた。
通風のために、大きく窓を開けたままのスライド式の網戸が。
後で家を出るルールブック氏に確認したら、
出掛けるときは閉まっていたとのこと。

なに？
かまってかまって君が開けた？
で、また、脱走してた？
そこから出たり入ったりしてたってこと？

そう思って見てみると、かまってかまって君が異常に大人しい。
あお～　あお～と鳴かない。
物音にびくびくしている。
遠くの方で正座している。

さては、脱走してたな！
白状してみ！

金曜日、窓を閉めて出掛けた。
家に帰ってくると直ぐに窓に上るかまってかまって君。


　　　「窓、開いてませんで」

そうは問屋が大根おろし。


　　　「今日は、無理か」

あたり前田のクラッカー。

本当のことは誰にもわからないけど、
おかんは、脱走した、と思ってるで～

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2012.06.27 Wed

梅雨の晴れ間

梅雨なんて、ウソでしょう、と言うくらい良いお天気が
二日ほど続いている。
真っ青な空と冷たいくらいの風、湿度も低い。

オフィスから一歩出ると、自然がたくさん残っている。
あまりにも良いお天気なので、ちょっと、サボって寄り道してみた。
（内緒です。。。）



この職場に移ってから、10年近く経つけど、来たことがなかったんだなぁ。
自分でもビックリ。
カメなども泳いでいて、人も少なく、静かでなかなか落ち着ける。



チャリンコの停めてある場所までは、この鬱蒼とした道を登り降りする。
ここも、木漏れ日が気持ち良い。

あ～、職場の環境はこんなに良いのに、
辞めたくて辞めたくてしょうがいないのは、何故だろう。。。



しっかりするんだ、あたし！

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2012.06.24 Sun

耳の先っぽ

かまってかまって君の耳の先っぽには、
他より少しだけ長い毛が、何本か生えている。



噂によると、この耳の先っぽの毛が長ければ長いほど、
気が強いらしい（ホンマかな？）。

確かに、かまってかまって君がテンパると、すぐにかじるし、
怒られたあとは、くやしくて椅子の足を抱え込んで蹴りを入れている。

時々、かじられた後に、この毛をハサミで切ったら
おとなしくなるのかなぁと思う。

でも、切らへんよ。
おかんは、今のままのかまってかまって君が好きやで～

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2012.06.21 Thu

三浦しをん「私が語りはじめた彼は」

大好きな三浦しをんさんの作品。
彼をめぐる様々な人達の視点から、お話が構成されている。

流れるようで抒情的な表現が多く、日本の純文学というと大袈裟かな。
素敵な表現がそこかしこにあって、品が良く完成されている。

「風が強く吹いている」や「まほろ駅前多田便利軒」など、
サクサクと読める本とは、全然印象が違う。

家族の危うさや、夫婦の温度感、男と女の感性の違いが、
怖くもあり、覗いてみたくもなる。

しかし、タヌキ顔の大学教授である「彼」が、
何故女たちに熱烈に愛されるのか。。。
その疑問だけは解けなかった。

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2012.06.17 Sun

脱走癖

ルールブック氏のお休みの日、
少し風が強くて、勝手口に網戸が開いていたらしい。
かまってかまって君が、脱走した
やられた～

それからとい言うもの、味をしめたかまってかまって君は、
勝手口付近で
「あお～　あお～」
と、出せ出せコールがうるさい。

ふん、いくら鳴いても出してあげへんよ。
お外でゴロゴロしまくって、いっつも泥まみれになるやん。
もういっしょのお布団で寝てあげへんで。




ところが。。。。。




あれ？静かだな？と思ったら、脱走アゲイン

ちょっとした重しなど、時間をかけて動かしてしまう。
ゴミ箱や本を載せた椅子などは、あっさりと突破されてしまった。

そこで役に立ったのが、使わず邪魔になっていたダンベル。
3キログラムが二個。
流石にこれは突破できないらしい。


　　「出せ～　出せ～」


　　「なぁ、出して～」

ずぇったいダメです。
遠くに行けないことはわかっているけど、
何かあったらと、おかんが心配なのです。

だから、ずぇったいダメです～