万城目学「鴨川ホルモー」

タイトルだけは、知っていました。
普通の学生たちが、何かの戦いに巻き込まれると言うストーリーも、
何となくは知っていました。
読んでみて、ビックリしました。
私の想像を遥かに超えた、奇妙奇天烈摩訶不思議な展開です。
主人公達は、京都大学の学生。
地名も、京都に実在するところばかり。
京都に陰陽師とかオニとかは似合っているのですけど、
この発想は凄いなぁ。
「マドレーヌ夫人とかのこちゃん」を書いたのと、
同じ作家さんだとはとっても思えません。
小説家って、どうやって頭の中を切り替えるのかしら?
この想像力は、どこからやって来るのかしら?
凡人は、決して小説家にはなれないと思いました。
そんな凡人が、面白いとか面白くないとか、言って良いのでしょうか。
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