中田永一「くちびるに歌を」

本箱記事が続いてしまいます。。。
中学生の青春ドラマ。
誰かに勧められなければ、絶対に読まない本でした。
舞台が長崎県の五島列島なので、方言で語られる会話は心地よいのですが、
皆、純粋で、良い子過ぎて、ちょっと苦しくなってしまいました。
青春って、楽しく美しい思い出だけじゃなくて、
目をギュッとつぶって忘れてしまいたい残酷さがあったり、
自分に対する嫌悪感を最初に持った時期でもあり、
今思い返して、もう一度あの頃に戻りたいとは思えない私です。
悲しい若者だったのかな、私。。。
残念ですが、爽やか過ぎて☆一つ半でした。
お話の中にアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」が出てきます。
このお話を読んだ後、カラオケでリクエストしたのですが、サビしか歌えませんでした。
歌の採点は、☆1/2というところでしょうか(^_^;)
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