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独り言 のち 時々猫

2014年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年11月

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辻村深月、湊かなえ、米澤穂信、万城目学「時の罠」

時の罠

今を代表する4人の作家の、時を題材にしたアンソロジーです。
米澤穂信の「下津山縁起」は、意表を突かれました。
読み始めは何のこちゃさっぱり分からず、ちょっと苦手だったのですが、
ふうううううううううううううむ。
凄い発想力だと思いました。
(御嶽山の噴火で被害にあわれた方へ、お見舞い申し上げます)

時間が経つことで解決するものもあれば、
時間を巻き戻さない限り解決しないこともあります。
富める人・貧しい人・満足をしている人・何かを追い求めている人。
どんな人にも平等に流れる時間は
時にありがたく、時に残酷ですね。

表紙が猫なのは、何故かしら?
猫好きは、ちょっと期待したのですが、
どの短編にも猫は出て来ませんでした。
(なんだお~)

☆二つ!


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