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独り言 のち 時々猫

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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木下半太「恋する音川家」

肩がこらず、まるでテレビのドラマを見ているように楽しめます。

祖父、両親、長男、長女。
それぞれに起こる、今までの日常とは違う気づき。
色々な視点から見えてくる家族。
ホロッとする所もあるし、わっはっはなところもあるしで、
すいすいと読めました。

途中から、最後に用意されているであろう、大どんでん返しに期待が膨らみます。
どうなのよ。
どうなるのよ。

ところが、そんな刺激的なラストは用意されていませんでした。
それでも、うーん、それもありかな、と思えます。

ドラマ化して欲しい一冊です。
☆二つ半。

恋する音川家


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