東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

ぴあのさんがブログで、お芝居も面白いと書いていらっしゃいました。
図書館で予約を入れたところ、
人気作家の東野圭吾さんの本にしては、すぐに読むこと出来ました。
お話は、ナミヤ雑貨店の店主が、人生相談に回答をする、
という軸で、過去と現在を行きつ戻りつ進んで行きます。
エピソードはどれもハートフルです。
そして、人生に迷い、疲れ、悩みを抱いて、相談をする主人公たちは、
皆、私と等身大でした。
別々の話だと思っていたエピソードが、どこかで繋がってゆき、
縁の不思議も「なるほど」感に満ちていました。
「なんて回答するのか?」
「その回答は、どう影響するのか?」
気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。
流石、東野圭吾さん!
ただ・・・やっぱり・・・時間旅行が苦手です。
時空のパラドックスを克服できません。
過去に戻って、現在に帰って、ああなって、こうなって、
何で?
どうして?
どうやって?
頭が固いので、私的な謎が残って、スッキリ出来ないのです。
短絡的な脳みそでは、納得が出来ず・・・
つまり、☆は二つかも。
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