クスっと笑って、クスンと泣いて

こちら地方は三日続けての雨です。
せっかくの金木犀が散ってしまい、香りを楽しむのも終わりのようです。
肌寒くなり、かまってかまって君の不在が、身に沁みます。
やっと慣れてきたと思っていた寂しさが、つのります。
タオルケットを洗濯して干した時に、
かまってかまって君がカジカジした穴を見つけ。
カーディガンを羽織った時に、
かまってかまって君の爪が引っかかった痕を見つけ。
綺麗な満月を見上げた時に、
かまってかまって君とベットに寝転んで眺めたお月様を思い出し。
厚手のソックスを履いた時に、
かまってかまって君の細い毛がついているのを見つけ。
あ、かまってかまって君がここにいた!
とクスっと笑って、
会いたいよと、
クスンと涙が出ます。
いつも一緒にゴロゴロしたホカペが広すぎて、困っていますが、
かまってかまって君は、今頃、元気に走り回っているかな?
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