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2018.12.29 Sat

はっちゃん日記（平成30年12月29日 晴れ）

こんにちは。
はっちゃんです。

最近、おかーさんが、
お家に帰ってこないとおもったら、
びよーいんと言うところでお泊まりをしていました。

おとーさんによると、お家に帰ってくるまでに、
もうすこしかかるようです。

にんげんドックていうのがあって、
それで見つかった、
悪いところを治してくるのだそうです。

まったく、ボクのお世話もせずに、
おかーさんには困ったものです。
この忙しい年末年始に、ベットにころがって、
テレビをみたり、本をよんだりして、
ヒマにしているらしいんです。

びよーいんから帰ってきたら、
うんとお説教をするつもりです。
ボクはびよーきがあっても、
こんなに元気にしているというのに。

なので、みなさん、
コメントやレスがおそいのは、
おかーさんのせいですが、
ボクにめんじてゆるしてやってくださいね。

みなさんは、どうぞ、良いお年をおむかえください。
そして、来年もよろしくおねがいします。



ポンコツなあかーさんにかわり、
ごあいさつもーしあげます。

（元野良とは思えない、そだちの良さが、
にじみ出てしまいましたよ）

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2018.12.23 Sun

内館牧子「終わったひと」

悪あがきが過ぎまっせ、おっさん。
人間、引き際が肝心。
立つ鳥跡を濁さずや。

せやけど、わかるで、
人として、頼りにされなくなったら、
そら悲しいし寂しいわ。
その上、面倒なプライドが邪魔をして、
楽になられへん。

その堂々巡り、わかっちゃいるけどやめられない。
やな。

人はいつか終わる。
終わる時と終わり方、おばちゃんでも、考えるわ。
今から、準備しとかんとあかんな。
そやけど、何を準備したらええんやろな？

☆二つ

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2018.12.14 Fri

重松清「その日のまえに」

デジャブのような不思議な感覚でした。
何故か、どのお話も知っているような気がするのです。

まさか、いつものあれですか？
一度読んだのに、また、読んでる？
テレビドラマで見たのに、忘れてる？

でも、最後に収められている、
「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」には、
既視感が全くなかったのです。
この本のメインストーリーなのに。
狐につままれたような気がします。

どのお話も「死」にまつわるものです。
読み終えると、それぞれのエピソードが、
ジグソーパズルのピースとなって、
一つの絵が浮かび上がります。

寂しくて温かくて、そして切ない物語です。

今回は、頭の中に映像が溢れて、
その理由を考えているうちに読み終わっていました。
思い出せそうで思い出せない。
なんだ？
この感覚！

☆２つ

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2018.12.12 Wed

萩原浩「金魚姫」

文句なしに面白い！
ページをめくる手が止まりませんでした。

思いを遂げるために、人が金魚となり、
長い時間を巡って、現代の日本にたどり着きます。

ブラック企業で心を摩耗させながら生きているボクに、
破天荒ながら深い闇を抱えている金魚のリュウ。
二人のからみがとても可愛く、笑えて、楽しい序章です。

そして、徐々に物語の輪郭がわかり始め、
何故、リュウがボクのところに来たのか思い当たります。

どうやって繋がるのだろうと思っていた結末への予測は、
ものの見事に裏切られました。

え～っ！
そっちなの～！

萩原浩さんは、何冊か読んでいますが、
こんなに面白かったとは・・・
これは私にとって、
久々のスマッシュヒ〜ット！

☆三つです！！！

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2018.12.04 Tue

はっちゃん日記（平成30年12月4日 くもり）

こんにちは。
はっちゃんです。

もくよの夜、おかーさんが、
オモチャで遊んでくれました。
ぼくもはりきって遊びました。
そしたら、まちがえて、
おかーさんの指を食べてしまいました！
パクっ

ボクの口はばいきんだらけなのでしょうか。
おかーさんの指がはれあがってしまいました。



おかーさん、ごめんなさい。
痛いですか？
ボクはずっと反省ちうです。