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独り言 のち 時々猫

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森下典子「猫といっしょにいるだけで」

猫といっしょにいるだけで

野良猫ちゃんが、自宅の敷地内で、
5匹の赤ちゃんを産んでしまう所から、
このお話は始まります。
自称犬派の著者が、どっぷり猫漬けになる様が、
楽しく嬉しく描かれています。

随所に涙と笑いが散りばめられ、
通勤電車の中で涙をこぼしたり、
フフフと声を出さずに笑ったり、
結構忙しかったです。

猫の魅力に取り憑かれている人も、
猫を飼ったことがない人も、
犬の方が好きな人も、
みんなみんなに読んで欲しい一冊です。

あとがきに書かれていましたが、
この本は、まさしく「読む猫」です。
本に毛が生えてヒゲが生えて、
ニャーと鳴いたら猫そのものです。

そして、本に描かれるニャンコの名前は、
ミミちゃんと太郎くん。
今は虹の橋に住んでいる、
我が家のミミとあ太郎にガッツリかぶっていて、
尚更、愛おしくて仕方ないのです。

猫本は、数え切れないくらい読みましたが、
間違いなく、最高の一冊です。

☆3つ 文句なし!


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