独り言 のち 時々猫

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山本幸久「凸凹デイズ」

まだまだ、山本幸久さんを読み続けてみた。
今回は「凸凹デイズ」

誰かとともに働いた経験のある人は、
主人公の凪海に、爽快感とジェラシーを感じるのではないか。

自己主張が過ぎるわけでもなく、
かと言って自分がないわけでもない。
若いのに、微妙なバランス感覚をもち、
ちょっとオヤジも入っている。

何せ、ムシャクシャした日に、茶ガラで掃き掃除をする若者である。
しかも、『暮らしの手帖』を知っている。
(うわ~ 懐かしい!!! 
 実家では、毎月とっていたなぁ。。。
 「ロイヤルホテルの家庭料理」というページに、
 食べたことのない料理が出ていたなぁ。。。)

凪海の母親は、ファミリーレストランで働いており、
制服を着て撮った写真が送られて来て、思わず涙ぐむ場面がある。
その写真を見て、元カレが言うのだ「いけてねぇ」と。

シバイタロカ!!!!!

人の心の機微が分からず、
他人の心を傷つける言葉を平気で吐けるヤツ。
許せん!!!
こういう感性の違いがある人とは、やはり長くは続きませんわ。
(と、本筋とはあまり関係ない部分にも、
同調出来る話が盛り込まれている)

なんだか、ムカっときて、ホッとさせられ、ポロっとくる。
他の作品同様、安心して楽しめる。
(その、他の作品の一つ「ある日、アヒルバス」のバス会社のデザインは、
凪海がした・・・と言う設定。
作品同士が、どこかでつながっているところも、面白い)

デコボコデイズ

解説は、大好きな「風が強く吹いている」の作者、
三浦しをんさんが書いている。
私にとっては、「当たり」のおまけがついていたようなものでした!






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