独り言 のち 時々猫

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山本一力「いすゞ鳴る」

時代ものなら、この人、山本一力。
今まで、清水の次郎長や江戸の刷り師を主人公にしたものなどを読んだ。

皆、男気に溢れ、清々として、人情に厚い。
これぞ、日本男児!という男達だった。

「いすゞ鳴る」は、土佐の室戸岬で鯨漁を専門とする漁師達と、
江戸深川の朝太という子供が、お伊勢参りを軸として繋がってゆく。
その話の脇を固める登場人物は、両替商、船大工、水売りなど、
どれも魅力的で、上手い!と思わされる。

子供が話の中心になるところが、今までの山本一力とちょっと違う。
また、御師という、土地のリーダーのような男が見る予知夢。
これも、また、超自然すぎて、今までの作品とちょっと違う。

面白い、と思う反面、何となく違和感があった。
やはり、期待していた読後感は薄いような気がする。
で、何故、タイトルが「いすゞ鳴る」なのか、
疑問は解けないままになってしまった。。。

いすゞ鳴る


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