独り言 のち 時々猫

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前垣和義「大阪のおばちゃん学」

私の出身は、兵庫県である。
大阪と神戸の、ちょうど真ん中あたりで、
大学を出るまで、そこで育った。

東京に来てから「大阪出身?」と聞かれると、
「いえ、神戸です」と答えていた時期もある。
自分を「大阪の人間」とは、思っていなかった。

大阪より神戸の方が、山の手の感じがするし、
言葉も、私のは大阪弁ではない、という自負があった。

父のことで、実家に帰る回数が増え、
ふと、新大阪の駅で、この本が目にとまった。
「大阪のおばちゃん学」である。

大阪のおばちゃん学

いやはや、けっさくであった。

大阪のおばちゃんは、いつもバックに飴をしのばせ、
「飴ちゃん、食べなはれ」と言って、他人に食べさせることが
好きである。
(あるある、よー見かけるわ)

「これ、なんぼやと思う?」
「それ、なんぼやったん?」
と、すぐ、値段のことを聞く。
(母は、全くこのタイプ。安う買うたら、
「これ、なんぼやと思う?」の連発)

「どこ、行かはんのん?」
「ちょっとそこまで」
「そら、よろしなぁ」
で、挨拶になっている。
(近所のおばちゃんは、いつもこれでOK)

「三つ買うたるから、一個おまけしてんか」
(母の買い物に付き合うと、いっつも言うてたなぁ)

「最近、きれいにならはったんちゃう?」
「いや、あんたもそう思う?」
お世辞は、真実と受け取る。
(あれ? 私がそうなってるやん)

等々、この本を読んでいると、
「まさしく、その会話を、ライブで聞いて育ちました」
と思い当たることばっかり。
私って、バリバリの大阪のおばちゃんやん!!!

作者は、かなり、大阪のおばちゃんを擁護しているが、
プラスの面もマイナスの面も、
ちゃんと分析している。

大阪のおばちゃんに、「学」がつくなんて。
すごい時代になったものだ。


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