池井戸潤「ようこそ、我が家へ」
「半沢直樹」の原作を書いた池井戸潤さん。
今回は二作品目です。
「半沢直樹」同様、やはりこちらの主人公も、出向はしていますが銀行員です。
どこにでもいそうな、正直で真面目で目立たない小市民なのに、
ふとしたことから、ストーカーに嫌がらせを受けるようになります。
仕事場でも問題が発生し、自分の思うようには事が進みません。
何でも穏便に済ませてきた主人公が、見えないストーカーと会社の不正取引に、
迷いながらも立ち向かってゆく姿が、地味~に息苦しく描かれます。
家庭と仕事と、うまく場面展開して、ラストまで一気に読める面白さでした。
あぐりさん!
紹介して下さってありがとうございました!
かなり満足度の高い☆二つ半です。

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池井戸さんって名前はよく知っているのに
読んだことのない作家さんです。
「半沢直樹」は好きな役者さんが出るので見始めて、
面白くてずっと見てます。
「苛められて苛められて、そしてリベンジ!」という
鉄板ネタですよね(^_^;)
実は漫画かなと思ってたんですけど・・。
「地味~に息苦しく」というところが、
きっと小説ならではなんでしょうね。
「半沢直樹」もそうなんでしょうか・・。
読んだほうが面白いのかもしれないですね。
| ぴあの | 2013/08/14 11:44 | URL | ≫ EDIT