「暮らしの手帖」と「黒猫様」で至福のひと時を。
もう本屋さんで心躍らせながら、手当り次第に本を買える身分でもなくなった。
と、図書館通いが始まりました。
でも、図書館って、ちっともエキサイティングじゃないです。
平積みもしていないし、店員さんのコメントもないし、帯の殺し文句もない。
雑誌の書評やネットで拾った話題本を読もうと思っても、
大概は予約をして順番待ちになります。
そんな時、時間調整のために、久しぶりに本屋さんに足を踏み入れました。
おぉぉぉ

明るい

楽しい

新鮮

やっほ~

やほほほ~

あれこれ新刊を手に取って、パラパラとめくってみます。
真っ新で、誰も読んでいないページが目に染みるよぉぉぉ。
売り場の端から端まで、時間の許す限り歩いてみました。
その時、何故か「暮らしの手帖」が目に入りました。
「手帳」じゃなくて「手帖」ですよ、そこのあなた、間違わないで。

子供の頃、毎号、何故か必ず家にあった「暮らしの手帖」です。
母が読んでいるところを見た記憶はないのですが、
私は子供のくせに主婦目線でじっくり読んでいました。
「すてきなあなたへ」では、
じ~んと心が暖かくなりました。
「ロイヤルホテルの家庭料理」では、
関西一のホテルの料理長が教える料理が美味しそうでした。
「暮らしを美しくするコツ」では、
大人になったらこんな事に気を使いながら暮らしたいと思いました。
本を手に取ってを開いてみると、40年ほど前と同じ香りがします。
あー 懐かしい。
「これ下さい!」
また、じっくり読んでみたい衝動に駆られて思わず買ってしまいました。
知ってます?
この本、雑誌なのに900円もするんです。
900円と言えば、安いワイン一本と焼き鳥一本は買えますよ。
プーたるもの、こんな安易に900円も無駄使いして良いのか?
と、心の葛藤を乗り越えて、レジでお金を払い、大事にお家に持って帰って読みましたよ。
相変わらず、丁寧に丁寧に作られていて、
けじめのついた始末の良い凛とした内容でした。
しばらくは、また、手に取って読み返す所存ですが、
それも飽きたら、気に入った挿絵やイラストを切り取っておきたいと思っています。
(特に、目次のページの挿絵は黒猫ちゃんなんです♪)
では最後に、我が家の黒猫ちゃんも出演です。

「おかん、だいちゅき~」と言っているはず。
寝転がっていると、いつもの様に左脇に入って来て引っ付いています。
右手に「暮らしの手帖」、左手に「黒猫様」で、
おかんは至福のひと時を過ごしたのです。
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膝に艶やかな黒猫を抱きながら「暮らしの手帖」をめくる・・
すぐ手の届くところに置かれた小さなサイドテーブルには
薫り高きダージリンが、透明ガラスの丸いポットの中で
茶葉を躍らせながら味わい深くなる時を待っていた・・。
なぁんて、優雅な時間を過ごしているのね~(*^_^*)
「暮らしの手帖」・・美容院に行くと美容師さんが私の為に
若い方用のファッション雑誌を避けて持ってきてくれる本です・・ハハ
| ぴあの | 2014/02/20 15:47 | URL | ≫ EDIT