独り言 のち 時々猫

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東野圭吾「分身」

ストーリーのモチーフは、遺伝子操作。

普通、生物は、父親と母親の遺伝子を、半分ずつ受け継ぐ。

ギリシャ神話に出てくる、上半身は人間・下半身は山羊のような生き物は、
キメラといい、同じ個体の中に違う遺伝子を持つ細胞が入り混じっている。

遺伝的に全く同じ細胞を持つものは、クローンと呼ばれ、
最近では、クローン羊も話題になった。

主人公の鞠子と双葉。
その二人の元となった卵子提供者の高城晶子。
全く同じ遺伝子を持ちながら(クローンでありながら)、
違った考え方、感じ方をする三人。
やはり、環境が人間の性格形成に大きく影響するのだろう。

もし、自分のクローンが、ある日目の前に現れたら、どんな風に感じるのだろう。

中年になってから、20年前のピチピチの自分が現れれば、
やっぱり、老いを感じ、若い自分に「憎悪」するのかなぁ。
女って哀しい。。。

謎解きをしたくて、最後の最後まで、いっきに読める。
ラストは美しい風景が目に見えるようだが、それがかえって悲しい。

分身



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