独り言 のち 時々猫

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岡映里「境界の町で」

境界の町で

実は随分前に読んだ本です。
何故か、今、イスラム国の人質になっている方達をニュースで見て、
読んだことを思い出しました。

この本に描かれていたのは、東京に住むジャーナリストの女性が、
3.11のすぐ後から、福島で取材を続け、
その内、福島の惨状に取り込まれ、心の動きが取れなくなり、
気がついた時には、心を病み、もう、東京に自分の居場所がなくなっていた。
そんな内容だったと思います。

世の中には、二種類の人がいて、
一方は、見ないふりをして通り過ぎる人。
もう一方は、見ないふりが出来なくて巻き込まれる人。
じゃないかと思います。
その思いが、ニュースとこの本を結んだのかも知れません。

私には世の中の全ての善悪はわかりません。
でも、大きな不幸も小さな不幸も、その種は至る所に溢れていて、
目をとじても、耳をふさいでも、その不幸の種が弾けるのがわかります。
誰かにとっての不幸が、誰かにとっての幸運かも知れません。

ただ、お二人が無事に解放されることを祈っています。
お二人のご冥福をお祈りいたします。


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