ある日の夢⑤

若かった頃は「目が腐るでぇ」と言われるほど、眠れました。
しかも、深～く、静か～に。
眠っても、眠っても、眠り続けることが出来ました。
まるで、オーロラ姫のように。。。うふ





今となっては、ウソのような話です。
全身麻酔で、数字を数える間もなく眠りに落ちたあの時が、
深く気持ちよく眠れた最後かもしれません。
（そんな、オーバーな・・・）

眠りが浅いからか、本当に良く夢を見ます。
最近は、グルメな夢が多いです。

先日は、信じられないくらい美味しそうなお肉が出てきました。
厚～く切って、ミディアムレアでお願いね。
レモンバターも良いけど、わさび醤油の方が良いかしら？





と、思いきや、まさかのすき焼きでしたか！
その場合は、薄く切って、何枚も頂きたいわ。





ヨダレがしたたり落ちる前に、ささっと火を通して、
ちょっと赤いくらいのところで頂きましょう。



エアお箸を使って、今、まさに、生卵をくぐったアツアツのお肉が口に入るか！

と、思った瞬間に目が覚めてしまいました。

コンニャロメーッ！

急いで二度寝をしましたが、
あの、刺しの入ったお肉を口にすることは決して出来ませんでした。

鰻重、アワビの姿煮、キャビア丼、白エビの天ぷら・・・
今まで夢で見たご馳走は、全て、食べる直前に目が覚めてしまいます。

お願い！
一回で良いから、食べさせて！