fc2ブログ

独り言 のち 時々猫

最近の記事へ | PAGE-SELECT | 過去の記事へ

≫ EDIT

川村元気「世界から猫が消えたなら」

世界から猫が消えたなら

そ!そ!そんな恐ろしいこと!
考えたくないわ!
とタイトルを見た瞬間に思いましたが、
怖いもの見たさで読んでしまいました。

いや~ 読んで良かったわぁ。
私的には、今年読んだ本の中ではナンバーワンです。
(あ、今年はまだ二か月以上も残っていたわ)

猫がね、途中でしゃべり始めるのだけど、
ござる調でしゃべるのです。
もう、嬉しくなって、かまってかまって君にもしゃべって欲しかったでござるよ。

映画の話がね、お、それ知ってる!っていうのばかりなのに、
悲しいかな、名シーンと思われるところを少しも覚えていないのです。
ターミネーターの「あいるびーばっく!」くらいはわかりましたが・・・
チャップリンの
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」
なんて、沁みたわ~


この部分はストーリーの主要な部分とは、あまり関係ないのですが、
ちょっと読みたくなりませんか?
これから読む人に、絶対ネタバレしたくない、そんな素敵な本でした。

随所に泣き所が満載です。
電車内での読書は危険です。
(私は、鼻水が垂れるほど泣きました)

★! 三つです!


web拍手 by FC2

| 本箱 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP | HOME

TRACKBACK URL

http://blueseashell.blog134.fc2.com/tb.php/656-b76ea6a0

TRACKBACK

最近の記事へ | PAGE-SELECT | 過去の記事へ