川村元気「世界から猫が消えたなら」

そ!そ!そんな恐ろしいこと!
考えたくないわ!
とタイトルを見た瞬間に思いましたが、
怖いもの見たさで読んでしまいました。
いや~ 読んで良かったわぁ。
私的には、今年読んだ本の中ではナンバーワンです。
(あ、今年はまだ二か月以上も残っていたわ)
猫がね、途中でしゃべり始めるのだけど、
ござる調でしゃべるのです。
もう、嬉しくなって、かまってかまって君にもしゃべって欲しかったでござるよ。
映画の話がね、お、それ知ってる!っていうのばかりなのに、
悲しいかな、名シーンと思われるところを少しも覚えていないのです。
ターミネーターの「あいるびーばっく!」くらいはわかりましたが・・・
チャップリンの
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」
なんて、沁みたわ~
↑
この部分はストーリーの主要な部分とは、あまり関係ないのですが、
ちょっと読みたくなりませんか?
これから読む人に、絶対ネタバレしたくない、そんな素敵な本でした。
随所に泣き所が満載です。
電車内での読書は危険です。
(私は、鼻水が垂れるほど泣きました)
★! 三つです!
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