独り言 のち 時々猫

最近の記事へ | PAGE-SELECT | 過去の記事へ

≫ EDIT

鶴丸

JALの危機が本格的になってから、一年以上が経つ。
客室乗務員をスチュワーデスと呼んでいた時代、
私は鶴丸の翼に乗って仕事をした。

なりたくて、なりたくて、目前の大学受験を止めて、
就職試験重視にシフトした。
英語は5年近く、スパルタ学校に通った。
3ヶ月だけだったけど、留学もした。
広く浅く知識を身につけるために、
片っ端から雑学の本を読んだ。

念願かなって、JALの一員となってから、
羽田沖の逆噴射、御巣鷹山の事故が起きた。
鶴丸の翼が泥にまみれて、多くの人の命を奪った。
あの頃、会社に籍を置いていた者は、皆、感じていたと思う。
怒り、悲しみ、後悔、責任、償い・・・

私の夢だったJALを4年足らずで退職。
会社の体質や、客室乗務員の時代錯誤の大奥ぶりに幻滅したのだ。
結婚を期に、辞めることに何の疑いも持たなかった。

その後、鶴丸のロゴが廃止された。 

鶴丸

日本のナショナルフラッグキャリアとして、
日の丸をモチーフとしていた鶴丸。
これが廃止されるというニュースを寂しい思いで見た。

頻発する整備不良、組合問題、そして経営不振。
ニュースを聞くたびに、心が痛んだ。

そして、昨日。
残っていた488期の同期のうち、
一人を残して、他5名が依願退職をすると知った。

訓練中、笑ったり泣いたりしながら、
それでも輝いていた同期の顔が、思い出される。
良い事も悪い事もあったと思う。
でも、今は心からご苦労様でしたと言いたい。



いま私の 願いごとが かなうならば 翼がほしい
この背中に 鳥のように 白い翼 つけてください
この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ 行きたい

いま富とか 名誉ならば
いらないけれど 翼がほしい
子供の時 夢見たこと 今も同じ 夢に見ている
この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ 行きたい
(「翼がほしい」より)


web拍手 by FC2

| ひとり言 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP | HOME

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://blueseashell.blog134.fc2.com/tb.php/82-a71792fc

TRACKBACK

最近の記事へ | PAGE-SELECT | 過去の記事へ