はらだみずき「海が見える家」

子供だから親の面倒を見なくちゃダメとか、
親だから子供のことを知っていなくちゃダメとか、
そんな常識に捕らわれることは事はないんだよ、
と教えてくれる。
辛くて寂しくて苦しい人生の晩年、
好きな所で、好きな事をして、
人の役に立ち、人と心を通わせて生きるなんて、
凄いぞ!
と思わず拍手し、羨ましくも思える。
しかも、その好きな事、というのがちょーカッケエ!
たとえ家族と一緒に住んでいなくても、
贅沢ができるお金がなくても、
見方を変えれば豊かな人生はあるのかも知れない。
自分が生きたいように生きるということは、
一番シンプルだけど、一番難しい。
だから、ありえないとは思うけど、
あって欲しと願ってしまうストーリーです。

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