独り言 のち 時々猫

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岩瀬成子「マルの背中」

マルの背中

ストーリーは、この絵から始まっています。

この装丁を見て、心を動かされない人はいるでしょうか。
膝を抱えてしゃがみ込む少女と、
少しだけ距離を置いてうずくまる猫。

少女の視線は、猫ではなく、自分の足元に落とされています。

子供の力ではどうしようもない現実を、
静かに静かに受け止めているような、切なさを感じます。

心が不安定なシングルマザー
食べるものにも困る貧乏
会うことのできない幼い弟

子供の心がどんなにしなやかでも、
簡単にやり過ごせない、苦しい現実でしょう。

預かり猫のマルの背中を撫でてごらん。
亜澄ちゃんの心が、少しでも温かくなると良いね。

酒井駒子さんの絵とストーリーと、
あわせて☆二つ半です。




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奥田英朗「向田理髪店」

向田理髪店

雑貨店の次は、理髪店。
というわけではないんですが。

こちらは、ああなって、こうなってと、時系列に整理する必要のない、
単純で、ちょっと心温まるお話でした。

舞台は北海道の過疎の町です。
きっと、日本になら、どこにでもあるような、
目をつぶれば、すぐにでも思い描けそうな、
同じような毎日が続く、田舎町です。

だから、些細な変化でも噂になり、心配の種になります。

住民は、皆、お節介で、頑固で、情に厚い。
それこそ昭和の匂いがして、私には懐かしい設定でした。

でも、良いお話過ぎて、
逆に普通感がいっぱいになってしまいました。
惜しくも☆二つです。


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東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

ナミヤ雑貨店の奇蹟

ぴあのさんがブログで、お芝居も面白いと書いていらっしゃいました。
図書館で予約を入れたところ、
人気作家の東野圭吾さんの本にしては、すぐに読むこと出来ました。

お話は、ナミヤ雑貨店の店主が、人生相談に回答をする、
という軸で、過去と現在を行きつ戻りつ進んで行きます。

エピソードはどれもハートフルです。
そして、人生に迷い、疲れ、悩みを抱いて、相談をする主人公たちは、
皆、私と等身大でした。
別々の話だと思っていたエピソードが、どこかで繋がってゆき、
縁の不思議も「なるほど」感に満ちていました。

「なんて回答するのか?」
「その回答は、どう影響するのか?」
気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。
流石、東野圭吾さん!

ただ・・・やっぱり・・・時間旅行が苦手です。
時空のパラドックスを克服できません。
過去に戻って、現在に帰って、ああなって、こうなって、
何で?
どうして?
どうやって?

頭が固いので、私的な謎が残って、スッキリ出来ないのです。
短絡的な脳みそでは、納得が出来ず・・・
つまり、☆は二つかも。


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成田名璃子「東京すみっこごはん」

仕事とお孫ちゃんの子守で移動が増え、
電車に乗っている時間が長くなりました。
お陰で、たっぷり本が読めるのですが、
ブログに書いている時間がない(´-ω-`)

読み終えてしばらく経つと、
どの本も、部分部分しか覚えていないものです。
本当に情けなや~

読書している意味はあるのですか?
活字が欲しいだけじゃないのですか?

なんて、自問自答です(苦笑)

気を取り直して、思い出しながらの感想です。


東京すみっこごはん



東京のどこかにある「すみっこごはん」と言う、
自分達でご飯を作って食べる食堂に、
集まる人々のお話です。
高校生、外国人、OL、アラ還オヤジ・・・なんでもありです。

ご飯を作る当番はくじ引きで決まり、料金は会費制。
不味くても美味いと言って食べ、買い物も作る人が自分で行く。
とても不思議なルールのある食堂です。

知らないと、絶対に一人じゃ足は踏み入れられない。
でも、一度知ってしまうと、安心できる自分の居場所となる食堂です。

残念なことに、思ったほど沢山のお料理は出てきませんでした。
熱々の湯気が立って、美味しいにおいが漂ってきそうな場面が、
いくつもいくつも出てくるのかな?
と、勝手に想像していたもので。。。

その勝手な想像が満たされなかった部分が減点されて、
☆二つとなりました。


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レイチェル ウェルズ「通い猫アルフィーの奇跡」

通い猫アルフィーの奇跡

そこの猫好きさん!
見て、見て!
この表紙を見かけたら、
手に取らずにはいられませんよね。

飼い主が他界してしまい、通い猫となったアルフィー。
4つの家に住む人間達と、心を通わせて、
最高のハッピーエンドを迎えます。

やっぱり、ハッピーエンドは良いよね~♪
そして、猫が観察しているだろう「人間」て奴は、
何と窮屈な生き物かと思います。

賢くて、勇敢で、心優しいアルフィー。
私の家にも通って来て~(@^^)/

☆二つ半だにゃん


☆★☆★☆
あら、ご本の紹介だったのに、
コメント欄を閉め忘れてしまいました。
物忘れ、うっかり、勘違い。
ますます、絶賛、急増中!


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